DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ

平成21年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問9

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

Web ページに“パンくずリスト”や “topic path”, “breadcrumbs list”などと呼ばれる情報を表示する目的はどれか。
Webページ上部にトップから現在ページまでの階層を示すパンくずリストを表示した例。
Webページ上部にトップから現在ページまでの階層を示すパンくずリストを表示した例。

選択肢

  1. ア
    Web サイトに掲載されている情報を一覧表示することによって,利用者が必要としている情報を探しやすくする。
  2. イ
    Web サイトの更新履歴や利用者への通知を日付順に表示することによって,各種の更新を分かりやすく伝えるとともに,頻繁に内容を更新している活気ある Web サイトであることを宣伝する。
  3. ウ
    閲覧しているページが Web サイトの中でどこに位置しているかを表示することによって,利用者が Web サイト内を移動しやすくする。
  4. エ
    過去の不正アクセスへの対応状況を一覧表示するとともに,安全な Web サイトであることをアピールする。
解き方のヒントを見る

Web案内の目的を考える視点

Web上の案内情報を読むときは、利用者が何を知り、どの判断や行動につなげるための情報なのかという目的に注目します。

この問題で問われていること

各選択肢を、情報の内容そのものではなく、利用者にどのような理解や次の行動を促す意図があるかという一つの観点から照らし合わせてください。

視点

案内情報の役割を考える際は、誰に向けた情報か、どの場面で使うか、利用者が得た後に何を判断しやすくなるかを整理し、表現の細部より目的との関係を見ます。

確認ポイント

  • 対象となる利用者と利用場面を確認する
  • 情報が支える理解や判断の種類を整理する
  • 内容ではなく案内としての意図に注目する
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

パンくずリストは、閲覧中のページがWebサイトの階層構造のどこに位置するかを示すナビゲーション情報です。利用者は上位階層の位置を把握し、サイト内を移動しやすくなるため、正答はウです。

理由

図では「トップ>情報公開>サイト管理>不正アクセス対策」のように、現在のページまでの階層が順に表示されている。この情報によって、利用者は閲覧中のページがサイト内のどこにあるかを把握し、上位階層などへ移動しやすくなる。

比較

アはサイト情報の一覧表示、イは更新履歴や通知の表示、エは不正アクセス対応状況や安全性のアピールを述べている。いずれも、図のようにページの階層的位置を示してサイト内移動を助けるパンくずリストの目的とは異なる。

選択肢ア

これは不正解だよ。Webサイトの情報を一覧表示して必要な情報を探しやすくする説明は、サイトマップや検索機能などに近い。パンくずリストはサイト全体の情報を一覧にするものではなく、閲覧中のページまでの階層的位置を示すものである。

選択肢イ

これは不正解だよ。更新履歴や利用者への通知を日付順に表示する説明は、更新情報やニュースの表示に関するものである。パンくずリストに表示されるのは更新日やサイトの活気ではなく、現在のページに至る階層や位置関係である。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。パンくずリストは「トップ>情報公開>サイト管理>不正アクセス対策」のように、閲覧中のページがWebサイトの中でどこに位置するかを示す。そのため、利用者は現在位置を把握し、サイト内を移動しやすくなる。

選択肢エ

これは不正解だよ。過去の不正アクセスへの対応状況を一覧表示し、安全なサイトであることを示す説明は、セキュリティ情報の公開に関するものである。パンくずリストは安全性をアピールする情報ではなく、ページ階層と現在位置を示すナビゲーション情報である。

学習のポイント

パンくずリストはサイト内の現在位置を示すナビゲーション要素として覚える。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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