DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和6年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問24
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア機器ごとにソフトウェアを新規に設計するので,最小のコードサイズで最大の性能を実現できる。
- イ機器ごとのハードウェアとソフトウェアの結合テストを不要にできる。
- ウソフトウェアを複数の異なる機器に共通して利用することが可能になるので,ソフトウェア開発効率を向上できる。
- エ複数の機器に共通のバグが発生したとき,ソフトウェアのプラットフォーム部分をバグの原因から除外できる。
解き方のヒントを見る
共通基盤の影響を整理する視点
プラットフォーム開発の利点を考えるときは、個別製品の機能ではなく、共通の土台を用意することが開発全体の進め方にどう影響するかという一つの視点で整理します。設計や保守へのつながりも同じ観点で確認しましょう。
この問題で問われていること
確認の中心は、共通化された土台が複数の開発対象に関わる作業の重なり方や、変更時の影響範囲をどう変えるかです。個別の選択肢の表現ではなく、開発活動への波及を読み取りましょう。
視点
共通の仕組みを置くことで、開発対象ごとに別々に考える部分と、まとめて扱える部分の境界が変わります。利点を判断するときは、その変化が作業の進め方や将来の変更にどうつながるかを同じ尺度で見比べます。
確認ポイント
- 共通の土台が、どの作業単位に関係するかを確認する
- 一度の変更や確認が、他の開発対象へ及ぼす範囲を考える
- 初期の準備と将来の保守を分けず、全体の負担で捉える
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
組込み機器のプラットフォーム開発では、複数の異なる機器で共通利用できるソフトウェアを整備する。共通部分を再利用できるため、機器ごとの開発量を減らし、ソフトウェア開発効率を向上できる。
理由
プラットフォーム開発では、複数の機器に共通するソフトウェアを基盤として利用し、機器固有の部分と組み合わせる。既存のソフトウェアを再利用できるため、開発効率の向上につながる。
比較
機器ごとに全てを新規設計することや、結合テストを不要にすることが目的ではありません。また、共通部分にバグがあれば、原因から除外するのではなく、共通部分の修正が必要になる。
選択肢ア
これは不正解だよ。プラットフォーム開発は、機器ごとにソフトウェアを全て新規設計する方法ではなく、共通して利用できるソフトウェアを再利用する方法である。したがって、最小のコードサイズと最大の性能を機器ごとに実現することを示した説明ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。共通ソフトウェアを利用しても、機器ごとのハードウェアとソフトウェアが正しく連携するかを確認する必要がある。プラットフォーム開発を適用したからといって、機器ごとの結合テストを不要にできるわけではない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。プラットフォーム開発では、共通するソフトウェアを複数の異なる機器で利用できる。既存部分を再利用することで、機器ごとに同じソフトウェアを新たに開発する作業を減らし、ソフトウェア開発効率を向上できる。
選択肢エ
これは不正解だよ。複数の機器に共通するバグが発生した場合、共通利用しているプラットフォーム部分が原因である可能性もある。共通部分を原因から除外できるという説明は、プラットフォーム開発の性質と合わない。
学習のポイント
プラットフォーム開発の利点である共通化と再利用を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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