DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和6年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アディメンションテーブル
- イデシジョンテーブル
- ウハッシュテーブル
- エファクトテーブル
解き方のヒントを見る
テーブルの役割を見分ける視点
スタースキーマの設問では、各テーブルが分析対象の出来事を表すのか、出来事を読み解くための補足情報を表すのかという観点に注目し、名称だけでなく設問中の関係を整理します。
この問題で問われていること
確認する観点を、テーブルが担う情報の粒度と、分析時に他のテーブルとどのような関係で参照されるかに絞ります。個別の定義を暗記せず、役割の違いを比較して整理してください。
視点
テーブル名や配置だけで判断せず、保持している情報が何を記録し、どの単位で分析に使われるのかを読み取ります。さらに、他の情報との結び付きが分析の切り口なのか、集計対象そのものなのかを整理すると、役割を考えやすくなります。
確認ポイント
- 各テーブルが記録している情報の単位を確認する
- 分析対象と補足情報の関係を整理する
- 名称ではなく参照される場面に注目する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
スタースキーマでは、一定期間内に発生した取引や売上などの分析対象データをファクトテーブルに格納し、商品や顧客などの説明情報をディメンションテーブルに格納します。したがって正答はエです。
理由
ファクトテーブルは、売上や取引など、業務上発生した事実を分析対象として格納するテーブルです。期間、商品、顧客などを識別するキーや、数量・金額などの分析値を持ちます。
比較
ディメンションテーブルは商品名、顧客属性、日付の分類など、ファクトを分析するための説明情報を格納します。デシジョンテーブルやハッシュテーブルは、この設問のスタースキーマ上の役割を表す名称ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。ディメンションテーブルは、商品、顧客、店舗、日付など、分析対象となる出来事を説明する属性情報を格納するテーブルです。一定期間内に発生した取引そのものを分析対象データとして格納する役割ではないため、設問の条件には該当しません。
選択肢イ
これは不正解だよ。デシジョンテーブルは、条件とそれに対応する処理や判断結果を整理する表を指す一般的な名称です。スタースキーマで取引などの分析対象データを格納する中心的なテーブルの名称ではないため、設問の説明とは一致しません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ハッシュテーブルは、ハッシュ値を利用してキーからデータを効率よく検索するためのデータ構造です。スタースキーマにおいて、一定期間内に発生した取引を分析対象として格納するテーブルを表す名称ではありません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。ファクトテーブルは、売上や取引など、一定期間内に発生した事実を分析対象データとして格納するテーブルです。数量や金額などの測定値に加え、商品や顧客を示すキーを持ち、ディメンションテーブルと結び付けて分析に利用します。
学習のポイント
ファクトテーブルとディメンションテーブルの役割の違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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