DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ

令和6年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

転置インデックスに関する記述として,適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    SQL関数を評価した結果の値をインデックスとして使用する。
  2. イ
    最上位のノードから,実データへのポインタを格納したリーフノードへと至るポインタをインデックスとして使用する。
  3. ウ
    テキストに含まれる単語に対して,その単語を含むテキストへのポインタをインデックスとして使用する。
  4. エ
    ヒープ領域を使用せずに実データを物理的に並べ替えたデータをインデックスとして使用する。
解き方のヒントを見る

索引探索の対象を見極める視点

索引を使う問題では、まず検索条件とデータの配置を対応づけ、どの情報が探索の入口になるかを整理します。処理の細部より、対象と条件の関係に注目しましょう。

この問題で問われていること

与えられた条件のうち、索引で参照しやすい情報と、参照後に別途扱う情報を区別し、探索対象が条件とどう結び付くかを一つの観点で丁寧に確認してください。

視点

検索条件、索引が整理する情報、最終的に確認するデータの関係を分けて捉えます。各段階の役割を混同せず、条件がどの対象に対応するかを整理しましょう。

確認ポイント

  • 検索条件の中で、探索の手掛かりになる情報を整理する
  • 索引が扱う対象と、最終確認の対象を区別する
  • 条件と探索対象の対応関係を一つずつ確認する
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

転置インデックスは、テキストに含まれる単語を検索の手掛かりとして、その単語を含むテキストを参照できるようにする索引です。したがって、単語とテキストの対応を示すウが適切です。

理由

転置インデックスは、文書ごとに単語を調べるのではなく、単語をキーとして、その単語を含む文書やテキストを効率よく参照するための構造です。文章検索で用いられる代表的な索引です。

比較

アはSQL関数の評価結果を使う索引、イは木構造のノードと実データへのポインタに関する説明、エは実データの物理配置に関する説明であり、転置インデックスの説明とは異なる。

選択肢ア

これは不正解だよ。SQL関数を評価した結果の値をインデックスとして使用するという説明は、関数による索引付けに関するものである。単語と、その単語を含むテキストとの対応を利用する転置インデックスの特徴を表していない。

選択肢イ

これは不正解だよ。最上位ノードからリーフノードへ至り、リーフノードに実データへのポインタを格納する説明は、木構造のインデックスを示している。文章中の単語から該当テキストを参照する転置インデックスとは対象が異なる。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。転置インデックスは、テキストに含まれる単語を検索の手掛かりとして、その単語を含むテキストへのポインタを参照できるようにする。単語からテキストを検索する対応関係を正しく説明している。

選択肢エ

これは不正解だよ。ヒープ領域を使わず実データを物理的に並べ替える説明は、データの格納方式や物理配置に関するものである。単語と該当テキストの対応を索引として保持する転置インデックスの説明ではない。

学習のポイント

転置インデックスでは、単語から該当テキストを検索する対応関係を理解する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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