DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和4年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問18
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア大量のデータを分析し,単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出す。
- イデータウェアハウスに格納されたデータから特定の用途に必要なデータだけを取り出し,構築する。
- ウデータウェアハウスやデータマートからデータを取り出し,多次元分析を行う。
- エ必要に応じて加工するために,データを発生したままの形で格納して蓄積する。
解き方のヒントを見る
データの扱いを見極める視点
データレイクに関する選択肢を比べるときは、保存されるデータの状態だけでなく、収集後にどのような目的で活用され、利用者や処理の流れとどう結び付く説明かを確認します。
この問題で問われていること
一つの観点に絞り、各選択肢が説明している対象と利用場面の対応関係を読み取ってください。用語の印象や部分的な一致ではなく、説明全体の範囲が問いの焦点に合うかを比べます。
視点
概念を整理するときは、データの取り込みから保存、加工、分析、共有に至る流れを思い浮かべ、選択肢がそのどの段階や役割を説明しているかを丁寧に切り分けます。
確認ポイント
- 選択肢が扱う対象と、問いが尋ねる対象が一致しているか確認する
- 説明の一部分だけでなく、利用目的や処理の流れまで含めて読めているか確認する
- 用語の印象ではなく、文全体の範囲と前提が整合しているか確認する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
データレイクは、さまざまなデータを発生時の形式に近い状態で蓄積し、必要になった段階で加工・分析するためのデータ基盤です。
理由
データレイクでは、構造化データに限らず多様なデータを、利用目的に応じた加工を行う前の状態で蓄積する。必要になった時点で加工や分析を行える点が特徴です。
比較
大量データから規則や相関を発見する処理はデータマイニング、用途に応じたデータの抽出や多次元分析はデータウェアハウスなどを利用する分析処理の説明です。
選択肢ア
これは不正解だよ。大量のデータを分析して、検索だけでは分からない規則や相関関係を見つけることは、データマイニングの説明に当たる。データレイクそのものの保存方法や蓄積形態を示していないため、この設問の特徴とは一致しない。
選択肢イ
これは不正解だよ。データウェアハウスに格納されたデータから用途に必要なものを取り出して構築する説明は、特定目的向けのデータ利用やデータマートに関係する。データを発生したまま蓄積するデータレイクの特徴ではない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。データウェアハウスやデータマートからデータを取り出し、多次元分析を行うのは、蓄積済みデータを対象とした分析処理の説明である。データレイクが採用する保存時のデータ形態を表していない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。データレイクは、データを発生したままの形式で格納して蓄積し、必要になった時点で用途に応じた加工や分析を行う。保存時に特定用途へ整形しない点が、データレイクの特徴に合致する。
学習のポイント
データレイクと、用途別に整形して利用する分析処理を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問18(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針