DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和3年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アJavaのアプリケーションプログラムからデータベースにアクセスするための標準的なAPIが定義されている。
- イSQL文をホストプログラムに埋め込むためのAPIが定義されている。
- ウWebブラウザ用のストレージの機能として,トランザクション処理のAPIが定義されている。
- エデータベースに対する一連の手続きをDBMSに格納し,呼び出すAPIが定義されている。
解き方のヒントを見る
仕様を整理するための一つの視点
Indexed Database APIを確認するときは、個別の名称や記述を暗記するより、データを扱う仕組みがどのような単位で整理され、処理の流れをどう分けて考える設計かに注目しましょう。
この問題で問われていること
この問題では、APIを構成する概念同士の役割と関係を、保存・検索・処理の流れという観点で整理し、各記述が同じ段階を説明しているかを慎重に見比べることに集中します。
視点
仕様を読む際は、登場する概念を個別に覚えるのではなく、それぞれが処理全体のどの位置に関わり、他の概念とどのようにつながるかを整理して考えます。
確認ポイント
- 各用語が処理全体のどの段階に関係するかを整理する
- 似た役割に見える概念の関係を文脈に沿って確認する
- 記述が示す対象と処理の範囲が一致しているかを確認する
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
Indexed Database APIは、Webブラウザで利用できるストレージ機能に関するAPIであり、データ操作を安全に扱うためのトランザクション処理も定義している。この説明に合う記述を選ぶ。
理由
Indexed Database APIは、Webブラウザ上で構造化データを保存・検索するための仕組みです。さらに、データ操作をまとめて整合性を保ちながら実行するトランザクション処理のAPIが定義されているため、ウが適切です。
比較
アはJavaアプリケーション用の標準API、イはSQL文をホストプログラムへ埋め込むためのAPI、エはDBMSに手続きを格納して呼び出すAPIの説明であり、Indexed Database APIの対象や役割とは一致しない。
選択肢ア
これは不正解だよ。Indexed Database APIはJavaのアプリケーションプログラムからデータベースへ接続するための標準APIではなく、Webブラウザでデータを保存・検索するための仕組みに関するAPIである。
選択肢イ
これは不正解だよ。SQL文をホストプログラムに埋め込むためのAPIという説明は、SQLとプログラム言語を連携させる仕組みに関するものだ。Indexed Database APIの対象であるブラウザ内データ管理とは異なる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。Indexed Database APIはWebブラウザ用ストレージの機能として、データを扱うためのトランザクション処理APIを定義している。設問の対象とAPIの役割が一致している。
選択肢エ
これは不正解だよ。データベースに対する一連の手続きをDBMSへ格納し、後から呼び出す仕組みの説明である。Indexed Database APIは、DBMS内の格納手続きではなく、Webブラウザのストレージを扱うAPIである。
学習のポイント
Webブラウザ向けストレージAPIと、JavaやSQL埋込みなど別目的のAPIを区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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