DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成27年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問10

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

“商品”表と“納品”表を商品番号で等結合した結果はどれか。
商品表,納品表,及び商品番号による等結合結果の候補となる四つの表。
商品表,納品表,及び商品番号による等結合結果の候補となる四つの表。

選択肢

  1. ア
    商品番号を一つだけ残し,各商品につき最初の納品行だけを含む3行の表
  2. イ
    両方の商品番号を残し,各商品につき最初の納品行だけを含む3行の表
  3. ウ
    商品番号を一つだけ残し,全ての納品行を含む5行の表
  4. エ
    両方の商品番号を残し,全ての納品行を含む5行の表
解き方のヒントを見る

結合結果を整理するための視点

結合結果を考えるときは、各行がどのデータ同士の対応を表しているかに注目し、条件と対象範囲の関係を落ち着いて照合しましょう。表の役割を混同しないことが大切です。

この問題で問われていること

選択肢を比べる前に、結合条件がどの列や値の対応を指定しているかを読み取り、その対応が結果の各行にどう反映されるかという一点に集中して確認しましょう。余分な想像は避けます。

視点

結合結果は、複数の表にある情報の対応関係を一つの見取り図として読むものです。まず条件、対象、結果の対応を同じ基準で眺め、個別の選択肢の印象ではなく、行が表す関係に意識を向けます。

確認ポイント

  • 結合条件が参照している対応関係を確認する
  • 結果の各行が表す組み合わせを丁寧に見る
  • 対象となる列や範囲を取り違えていないか確認する
正解と解説を見る

正解

エ

解説

商品番号が等しい商品表と納品表の行を対応付けると、納品表の各行が対応する商品情報と結び付きます。したがって納品行は省略されず、等結合であるため結合に使った商品番号の列も両表側から結果に残ります。

理由

納品表には5行あり、各行の商品番号はいずれも商品表の商品番号に対応しています。等結合では一致した行を一件ずつ組み合わせるため、納品行を最初の一件だけに絞らず、5行すべてが結果になります。

比較

また、等結合は結合条件に指定した商品番号を両方の表から残します。商品番号を一つだけ残す結果は自然結合に近い列構成であり、納品行を3行だけにする結果は一部の行を除外しているため、等結合の結果とは一致しません。

選択肢ア

これは不正解だよ。商品番号を一つだけ残しているため、等結合の列構成になっていません。また、納品表には同じ商品番号に対応する複数の行があるので、各商品について最初の納品行だけを残すと、等結合で得られる対応関係を一部失ってしまいます。

選択肢イ

これは不正解だよ。両方の商品番号を残す点は等結合の列構成に合いますが、各商品につき最初の納品行だけを含む3行としている点が誤りです。等結合は一致する納品行を一行に限定せず、対応する行をすべて組み合わせます。

選択肢ウ

これは不正解だよ。全ての納品行を含む5行という点は、行の対応関係を保つ考え方に合います。しかし、商品番号を一つだけ残しているため、等結合で結合条件に使った列を両表から残す結果の列構成とは異なります。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。商品番号が一致する商品表と納品表の行を等結合すると、納品表の5行それぞれに対応する商品情報が結び付きます。さらに等結合では両方の商品番号を残すため、列構成と行数の両方が設問の結果に一致します。

学習のポイント

等結合と自然結合の列構成、および一致行が複数ある場合の結果行数を理解する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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