DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成26年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問24
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アアクティビティ図
- イコミュニケーション図
- ウシーケンス図
- エユースケース図
解き方のヒントを見る
相互作用表現の読み解き方
図や記述を見比べるときは、登場する要素そのものよりも、何をどの粒度で表し、どの順序や関係を読み取らせる表現なのかに注目し、設問の観点と対応づけて整理しましょう。
この問題で問われていること
判断の中心は、表現が示そうとしている対象と、読み手に追わせる関係の単位が一致しているかです。問題文が求める観点と表現の役割を照合して考えましょう。
視点
表現を名称や見た目だけで判断せず、対象・関係・時間的な捉え方のうち、設問がどの観点を問うているかを確認し、その観点に沿って読み取り方を整理します。
確認ポイント
- 設問が注目させている対象を確認する
- 表現から読み取る関係の単位を整理する
- 求められる観点と読み取り方の対応を照合する
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
UML 2.0では、オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述する図を選ぶ。時間順のメッセージ交換を表す点が判断の決め手です。
理由
設問は、オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述する図を尋ねている。相互作用の中で、どのオブジェクトがいつメッセージを送り、処理がどの順序で進むかを表す図が該当する。
比較
アクティビティ図は処理や業務の流れ、コミュニケーション図はオブジェクト間の関係とメッセージ、ユースケース図は利用者とシステムの機能的関係を表します。時間順の相互作用を中心に表すものと比較すると、正答を判断できる。
選択肢ア
これは不正解だよ。アクティビティ図は、処理や業務がどのような流れで進むかを、アクションや分岐などで表す図である。設問が問うオブジェクト間のメッセージ交換を、時間の経過に沿って記述する図そのものではないため該当しない。
選択肢イ
これは不正解だよ。コミュニケーション図は、オブジェクト間のリンクやメッセージによる協調関係を表す図である。相互作用を扱うが、設問のように時間の経過に注目してメッセージの順序を記述することを主眼とする図ではない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。シーケンス図は、オブジェクトや lifeline の間で交わされるメッセージを、時間の経過に沿った順序で表す図である。設問の「オブジェクト間の相互作用」と「時間の経過に注目」という条件に一致する。
選択肢エ
これは不正解だよ。ユースケース図は、利用者などのアクターとシステムが提供する機能との関係を表す図である。個々のオブジェクト間で交わされるメッセージや、その時間的な順序を記述する図ではないため、設問の条件に合わない。
学習のポイント
UML図は、表現対象と時間的な順序の有無を比較して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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