DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成26年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問22

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

並列にアクセス可能な複数台の磁気ディスクに,各ファイルのデータを一定サイズのブロックに分割して分散配置し,ファイルアクセスの高速化を図る手法はどれか。

選択肢

  1. ア
    ディスクアットワンス
  2. イ
    ディスクキャッシュ
  3. ウ
    ディスクストライピング
  4. エ
    ディスクミラーリング
解き方のヒントを見る

分散配置方式を見分ける着眼点

複数の記憶装置にデータを置く方式を考えるときは、配置の単位と処理の目的を切り分け、性能・容量・継続利用・障害時の扱いを同じ基準で比較して整理しましょう。

この問題で問われていること

確認する観点を、データがどのような単位で各装置へ割り当てられるかに絞ります。配置の規則と、読み書きや一部障害時に想定される影響を対応づけて考えてください。

視点

方式名や個別の定義を暗記する前に、データの分け方、配置先の決まり、同じ内容を別に持つ可能性、処理を分担する意図を整理します。そのうえで、性能や容量利用、継続利用、復旧時の確認にどう関係するかを、示された記述に沿って比較します。

確認ポイント

  • データはどの単位で分けられ、各記憶装置への割り当てがどのように決まるか。
  • 読み書きの処理と、装置の一部に問題が起きた場合の影響を分けて確認したか。
  • 容量、処理性能、継続利用、復旧の観点を混同せず、記述同士の対応を確認したか。
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

複数台の磁気ディスクへファイルを一定サイズのブロック単位で分割配置し、並列アクセスによってファイルアクセスを高速化する方式は、ディスクストライピングです。

理由

設問は、ファイルのデータを一定サイズのブロックに分割し、複数の磁気ディスクへ分散配置することで、並列アクセスによる高速化を図る方式を問うています。この特徴に該当するのがディスクストライピングです。

比較

ディスクキャッシュは頻繁に使うデータを高速な記憶領域に保持する仕組み、ディスクミラーリングは同じデータを複数ディスクに複製する仕組みです。ディスクアットワンスは設問の分散配置方式を表す用語ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。ディスクアットワンスは、光ディスクなどへの記録をディスク単位で一度に行う方式を指す用語であり、複数台の磁気ディスクへファイルを一定サイズのブロック単位で分散配置して並列アクセスする方式ではありません。

選択肢イ

これは不正解だよ。ディスクキャッシュは、アクセス頻度の高いデータを高速なキャッシュ領域に一時保持し、読み書きを速める仕組みです。設問のように、ファイルをブロック分割して複数台の磁気ディスクへ分散配置する方式ではありません。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。ディスクストライピングは、データを一定サイズのブロックに分割して複数台の磁気ディスクへ分散配置し、複数のディスクへ並列にアクセスすることで、ファイルアクセスの高速化を図る方式です。

選択肢エ

これは不正解だよ。ディスクミラーリングは、同じデータを複数のディスクに複製して保存し、障害時の可用性や耐障害性を高める方式です。データをブロック分割して分散配置し、アクセスを高速化する方式とは目的と仕組みが異なります。

学習のポイント

ストライピング、キャッシュ、ミラーリングなど、ディスク関連用語の目的と仕組みを区別して覚えます。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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