DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成26年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問17

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

スタースキーマでモデル化し,一定期間内に発生した取引などを分析対象データとして格納するテーブルはどれか。

選択肢

  1. ア
    ディメンジョンテーブル
  2. イ
    デシジョンテーブル
  3. ウ
    ハッシュテーブル
  4. エ
    ファクトテーブル
解き方のヒントを見る

比較対象と条件を整理する視点

設問に登場する対象・属性・条件を同じ基準で並べ、何と何を比べる問いなのかを整理してから、各選択肢が示す観点の違いを落ち着いて確認しましょう。用語の範囲や前提も読み分けることが大切です。

この問題で問われていること

一つの比較軸に絞り、対象の範囲、条件が適用される箇所、比較結果の表し方を順に見比べて、文章中の言葉が同じ意味で使われているかを確認してください。特に主語と条件の対応を意識します。

視点

比較問題では、対象・条件・評価の観点を分けて整理し、それぞれの関係を表にするように読み進めると、記述の違いを落ち着いて捉えやすくなります。

確認ポイント

  • 比較している対象が同じ種類・範囲として捉えられているか
  • 条件や前提がどの対象・場面に適用される記述か
  • 選択肢ごとに比較軸と表現の対応が崩れていないか
正解と解説を見る

正解

エ

解説

スタースキーマで一定期間内の取引など、分析対象となる出来事を格納するのはファクトテーブルです。ディメンジョンテーブルは取引を説明する商品や顧客、日時などの属性を格納します。

理由

ファクトテーブルは、売上や注文など、分析の対象となる業務上の出来事を記録します。数量や金額などの測定値を持つことがありますが、日時は通常、時刻ディメンジョンへのキーや取引時点を示す属性として扱われます。

比較

ディメンジョンテーブルは、商品、顧客、店舗、日時など、ファクトテーブルの出来事を分類・説明する情報を格納します。デシジョンテーブルやハッシュテーブルは、この設問で示された役割の名称ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。ディメンジョンテーブルは、商品名、顧客情報、店舗、日時など、分析対象となる取引を分類したり説明したりするための情報を格納するテーブルです。一定期間内に発生した取引そのものを分析対象データとして格納する役割ではありません。

選択肢イ

これは不正解だよ。デシジョンテーブルは、スタースキーマで分析対象の取引を格納するテーブルを表す名称ではありません。スタースキーマでは、取引などの出来事を記録するテーブルと、それを説明するディメンジョンテーブルを組み合わせて分析用の構造を作ります。

選択肢ウ

これは不正解だよ。ハッシュテーブルは、ハッシュ値を利用してデータを検索・管理するためのデータ構造やテーブルを指す名称であり、スタースキーマで取引などの分析対象データを格納する役割を示すものではありません。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。ファクトテーブルは、売上や注文など、一定期間内に発生した取引・出来事を分析対象データとして格納するテーブルです。数量や金額などの測定値を持つ場合がありますが、日時は通常、時刻ディメンジョンへのキーや取引時点を示す属性として扱われます。

学習のポイント

ファクトテーブルとディメンジョンテーブルの役割の違いを理解する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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