DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成24年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問22
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア12.5
- イ25
- ウ160
- エ200
解き方のヒントを見る
転送量を考える単位と時間のそろえ方
転送速度を整理するときは、幅が表す一回あたりの量と、サイクル時間が表す繰り返しの間隔を、同じ基準の単位で対応づけて考えます。まず単位の意味を確認し、最後に求める量の単位と整合するかを見直しましょう。
この問題で問われていること
今回は数値を急いで計算するより、与えられた各値が一回の処理量なのか時間の間隔なのかを区別し、両者を同じ時間尺度で比較できる形にそろえる点だけに注目してください。
視点
転送速度を考える際は、データ量に関する値と時間に関する値の役割を分けて読み取り、それぞれの単位が何を表しているかを確認してから対応関係を整理します。
確認ポイント
- 幅の値が表している対象と単位を読み取る
- サイクル時間の単位や時間尺度を確認する
- 求める転送速度の単位が指定された表現と一致するか見直す
正解と解説を見る
正解
イ
解説
1回のメモリサイクルで転送できる量は16ビットなので2バイトです。80ナノ秒を秒に換算し、1秒当たりのサイクル数と掛け合わせると25Mバイト/秒になる。
理由
16ビット=2バイトであり、メモリサイクルタイムは80ナノ秒=80×10^-9秒です。したがって、データ転送速度は2バイト÷(80×10^-9秒)=25×10^6バイト/秒=25Mバイト/秒となる。
比較
12.5は、公式条件から得られる25Mバイト/秒の半分であり、1サイクル当たりの転送量またはサイクル数を正しく反映していない。160と200は、16ビット幅と80ナノ秒という条件から計算される転送速度を上回っており、提示条件との対応がない。
選択肢ア
これは不正解だよ。正しい計算では、16ビットを2バイトに換算し、80ナノ秒ごとに1回転送するため、2÷(80×10^-9)=25×10^6バイト/秒となる。12.5Mバイト/秒はこの結果の半分で、問題のバス幅またはサイクル条件と一致しない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。バス幅16ビットは1回の転送量として2バイトであり、メモリサイクルタイム80ナノ秒は80×10^-9秒である。よって、2バイト÷(80×10^-9秒)=25×10^6バイト/秒となり、M=10^6より25Mバイト/秒になる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。公式条件から得られる速度は、1サイクル2バイトを80ナノ秒で転送する25Mバイト/秒である。160Mバイト/秒はこの条件による計算結果より大きく、バス幅またはサイクルタイムを別の値として扱った場合に相当するが、設問の数値とは整合しない。
選択肢エ
これは不正解だよ。16ビット幅は2バイト、サイクルタイムは80ナノ秒なので、転送速度は25Mバイト/秒に定まる。200Mバイト/秒は公式条件から算出される値を大きく上回り、与えられたバス幅と時間間隔をそのまま用いた結果ではない。
学習のポイント
ビットとバイトの換算、およびナノ秒を秒へ直す単位換算を確認する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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