DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成23年度特別 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問25
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア運用テスト
- イシステム適格性確認テスト
- ウソフトウェア結合
- エソフトウェア適格性確認テスト
解き方のヒントを見る
作業順序を考えるための視点
保守に関する作業の並びを考えるときは、各活動の目的と前後関係に注目し、成果物や確認結果が次の判断にどうつながるかを整理しましょう。個別の選択肢は、工程間の依存性と整合するかという観点で見比べます。
この問題で問われていること
一つの観点として、各活動が独立しているのか、それとも先行する作業の結果を受けて進むのかを確認してください。名称の印象ではなく、開始条件・受け渡す情報・次の判断への影響を対応づけて考えると整理しやすくなります。
視点
作業を順序づける際は、活動ごとの役割だけでなく、開始に必要な条件、途中で得られる情報、完了後に渡される成果物の関係を捉えます。全体を時系列に置く前に、依存関係を簡単に書き出し、流れの一貫性を点検すると考えやすくなります。
確認ポイント
- 各活動の開始条件を確認する
- 活動間で受け渡される情報を整理する
- 全体の流れに矛盾がないか点検する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
通信ミドルウェアの改修はソフトウェアの修正として扱うため、ソフトウェア要件定義から設計・実装・結合を経て、ソフトウェアとしての適格性確認を行う。したがって最後のアクティビティはエです。
理由
問題では既存システム全体ではなく、通信ミドルウェアを改修するとしている。これはソフトウェアの修正に当たるため、ソフトウェア要件定義から始めた工程は、設計、実装、ソフトウェア結合を経て、ソフトウェア適格性確認テストで完了する。
比較
運用テストとシステム適格性確認テストは、ソフトウェア単体の工程を終えた後に、システム全体や運用を確認する段階の活動です。ソフトウェア結合はテスト工程の途中に位置するため、最後の活動にはならない。
選択肢ア
これは不正解だよ。運用テストは、改修したソフトウェアを含むシステムが実際の運用条件で適切に動作するかを確認する段階である。通信ミドルウェアのソフトウェア工程を、要件定義から始めて最後まで進めた場合の最終活動ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。システム適格性確認テストは、システム全体が要求事項を満たすかを確認する活動であり、ミドルウェア単体を対象とするソフトウェア工程の最後ではない。問題の修正対象の範囲と、テストの対象範囲が異なっている。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ソフトウェア結合は、個々のソフトウェア構成要素を組み合わせて動作を確認する工程である。ソフトウェア要件定義から始めた場合でも、結合の後にソフトウェア全体の適格性を確認する活動が続くため、最後の活動には当たらない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。通信ミドルウェアの改修はソフトウェアを対象とする修正なので、ソフトウェア要件定義から設計、実装、ソフトウェア結合へ進み、最後にソフトウェア適格性確認テストを行う。このため、該当する選択肢はエである。
学習のポイント
保守時も、修正対象の範囲に応じてソフトウェア工程とシステム工程を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度特別 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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