AUシステム監査技術者試験 午前Ⅰ

令和6年度秋期 システム監査技術者 午前Ⅰ 問11

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

DNS に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    DNS サーバのホスト名を登録するレコードを MX レコードという。
  2. イ
    DNS サーバに問合せを行うソフトウェアをレゾリューションという。
  3. ウ
    IP アドレスに対応するホスト名を調べることを逆引きという。
  4. エ
    ホスト名に対し別名を登録するレコードを NS レコードという。
解き方のヒントを見る

名前解決の役割を考える視点

DNSを学ぶときは、利用者が指定した名前を手掛かりに、通信相手を見つけるまでの役割分担へ注目します。各処理が何を受け取り、何を次へ渡すかを整理し、用語の位置付けも意識しましょう。

この問題で問われていること

確認する観点を、名前による指定と実際の接続先を結び付ける過程に絞ります。登場する情報の意味と、処理の前後で変化する対象を問題文と照らして、一つずつ確認してください。

視点

名前を手掛かりに通信先へ至るまでの役割分担と、情報の受け渡しに注目して整理します。

確認ポイント

  • 名前が示している対象を確認する
  • 各段階で扱われる情報の役割を整理する
  • 処理の前後で何が変化するかを照らし合わせる
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

適切なのはウです。IPアドレスから対応するホスト名を調べる処理は逆引きと呼ばれます。ほかの選択肢は、DNSレコードや問い合わせソフトウェアの名称と役割を取り違えています。

理由

IPアドレスを手掛かりに対応するホスト名を調べる名前解決は、通常のホスト名からIPアドレスを調べる向きとは反対なので、逆引きと呼ばれます。したがって、設問の記述ではウが適切です。

比較

DNSでは、ホスト名を登録する情報、メール配送先を示す情報、ホスト名の別名を登録する情報などに異なるレコードが使われます。また、DNSサーバへ問い合わせるソフトウェアの名称も、レコード名とは別の概念です。

選択肢ア

これは不正解だよ。MXレコードはメールの配送先となるメールサーバを示すためのレコードであり、DNSサーバのホスト名を登録するレコードではありません。DNSサーバに関する情報と、メール配送に関する情報を取り違えています。

選択肢イ

これは不正解だよ。DNSサーバへ名前解決の問い合わせを行うソフトウェアは、一般にリゾルバと呼ばれます。レゾリューションは名前解決の処理や概念を指す語であり、問い合わせを行うソフトウェアそのものの名称ではありません。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。IPアドレスに対応するホスト名を調べる名前解決は逆引きと呼ばれます。通常の正引きがホスト名からIPアドレスを求めるのに対し、逆引きはIPアドレスからホスト名を求める処理です。

選択肢エ

これは不正解だよ。ホスト名に対する別名を登録するレコードはCNAMEレコードです。NSレコードは、そのドメインを管理する権威DNSサーバを示すためのレコードであり、ホスト名の別名を登録する用途ではありません。

学習のポイント

正引きと逆引きの方向、およびDNSレコードごとの用途を対応付けて覚えましょう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅰ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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