SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和5年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問14

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

デジタルフォレンジックスの手順は収集、 検査、 分析及び報告から成る。このとき、

選択肢

  1. ア
    サーバとネットワーク機器のログをログ管理サーバに集約し、 リアルタイムに相関分析することによって、 不正アクセスを検出する。
  2. イ
    サーバのハードディスクを解析し、 削除されたログファイルを復元することによって、 不正アクセスの痕跡を発見する。
  3. ウ
    電子メールを外部に送る際に、 本文及び添付ファイルを暗号化することによって情報漏えいを防ぐ。
  4. エ
    プログラムを実行する際に、 プログラムファイルのハッシュ値と脅威情報を突き合わせることによって、 プログラムがマルウェアかどうかを検査する。
解き方のヒントを見る

午前I 問14:サブミッションポートは“本人確認つきのメール投函口”だよ

サブミッションポートは、メールを送るときに使う“認証つきの投函口”だよ。郵便局で「あなたは正規の利用者ですね?」と確認してから手紙を受け付けるイメージで、正規ユーザだけがメール送信を中継できるようにする仕組みなんだ。

この問題で問われていること

SPFやDKIMは“届いたメールが怪しくないか確認する仕組み”、POP before SMTPは“先に受信できた人なら送信も許す仕組み”だよ。サブミッションポートは、メール送信時に認証して中継を許可するもの、と切り分けて覚えよう。

Submission Port

submission port 587 is used with authenticated mail submission

port 587\nSMTP-AUTH

確認ポイント

  • SPF/DKIM は受信側認証寄りです。
  • POP before SMTP は古い方式です。
  • 送信者認証が目的です。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは正解だよ。いろいろな建物の防犯カメラ映像や入退室記録を警備室に集めて、「この時間に裏口で変な動き、その直後に金庫室で異常」みたいにつなげて見るイメージだね。サーバやネットワーク機器のログを集めてリアルタイムに相関分析し、不正アクセスを見つけるのはSIEMの代表的な役割だよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。削除されたログを復元して不正アクセスの痕跡を探すのは、事件後に現場の足跡や消されたメモを調べる鑑識作業みたいなものだね。これはデジタルフォレンジックスの話で、リアルタイムにログを相関分析するSIEMとは目的とタイミングが違うよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。メール本文や添付ファイルを暗号化するのは、手紙を鍵付きの箱に入れて送るような情報漏えい対策だね。盗み見を防ぐ対策ではあるけれど、ログを集めて不正アクセスを検出するSIEMの説明ではないよ。

選択肢エ(正解)

これは不正解だよ。プログラムのハッシュ値を脅威情報と照合するのは、怪しい荷物の指紋をブラックリストと見比べるようなマルウェア検査の話だね。ログを集めて出来事同士を関連付けるSIEMの説明ではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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