SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問6
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アPKIの利用者は、 認証局の公開鍵がWebブラウザに組み込まれていれば、 CRLを参照しなくてもよい。
- イ認証局は、 発行した全てのディジタル証明書の有効期限をCRLに記載する。
- ウ証局は、 発行したディジタル証明書のうち失効したものについては、 シリアル番号を失効後1年問CRLに記載するよう義務付けられている。
- エ認証局は、 有効期限内のディジタル証明書のシリアル番号をCRLに記載することがある。
解き方のヒントを見る
午前II 問06:CRLは「期限表」じゃなくて「失効した証明書リスト」だよ
CRLは、かんたんに言うと「この証明書はもう信用しないでね」と知らせるブラックリストみたいなものだよ。証明書の有効期限一覧表ではなく、失効した証明書のシリアル番号などを載せるリストなんだ。有効期限内の証明書でも、何らかの理由で失効したものや、失効の効力が将来発生するものが載ることがあるよ。
この問題で問われていること
この問題では、CRLを「全証明書の有効期限が書かれた表」と勘違いせず、「失効した証明書の情報を配るためのリスト」と理解できているかがポイントだよ。
CRL の内容
CRL は証明書の有効性確認のために、利用禁止とすべき証明書番号を配布する仕組みです。
CRL\n-> 失効情報の一覧\n-> 有効期限内の証明書が載ることもある
確認ポイント
- CRL を全く参照不要とする説明は危険です。
- 全証明書の有効期限を並べるものではありません。
- 有効期限内の証明書番号が記載されることがある説明を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは間違いだよ。ブラウザに認証局の公開鍵が入っていると「この証明書は本物っぽい」と確認できるけど、「今も使ってよいか」までは別確認が必要なんだ。たとえば合鍵が本物でも、持ち主が鍵をなくして交換済みなら、その鍵はもう使っちゃダメだよね。だからCRLなどで失効確認をする必要があるよ。
選択肢イ
これは間違いだよ。CRLは発行した全証明書の有効期限一覧ではなく、「失効した証明書の番号リスト」なんだ。たとえるなら、学校が全員の学生証の期限表を掲示するのではなく、なくしたり悪用されたりした学生証番号だけを掲示する感じだよ。
選択肢ウ
これは間違いだよ。CRLに失効した証明書のシリアル番号を載せるのは正しいけど、「失効後1年間載せる」と一律に義務付けられているわけではないよ。お店の出入り禁止リストも、必ず全員を1年だけ載せると決まっているわけではなく、運用ルールや証明書の有効期限などに従って管理される、というイメージだよ。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。CRLは「まだ有効期限は残っているけど、事情があって使っちゃダメになった証明書のリスト」なんだ。たとえば、社員証の期限は来月まで残っているけど、紛失したので窓口のブラックリストに番号を載せる、という感じだよ。だから、有効期限内の証明書のシリアル番号がCRLに載ることはあるよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問6(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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