SC情報処理安全確保支援士試験 午後Ⅰ

平成30年度春期 情報処理安全確保支援士 午後Ⅰ 問1

事例を読んで設問の答えを考えてから、解説のポイントとIPA公式の解答例・採点講評で確認しましょう。

問題

ヒープ領域に関連する脆ぜい弱性は,特定の手順でメモリ操作を行った場合だけ発現するものが多いことから, 発見しづらく,スタック領域に関連する脆弱性よりも対策漏れが起きやすい。近年では,Webブラウザ製品などで特に多く発見されており,ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃に悪用されるものも多い。 本問では,Use-After-Free脆弱性を題材に,メモリ上の任意のアドレスに攻撃コードが書き込まれて実行される仕組みを理解し,脆弱性対策が適切に実装されているかを評価する能力を問う。
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問01:使い終わったメモリをもう一度使ってしまうUAFを見抜こう

UAFは、いったん解放したヒープ領域を、まだ使えるつもりで参照してしまうことで起きる攻撃だよ。例えるなら、退去した部屋の合鍵をまだ持っていて、次の入居者の部屋に勝手に入れてしまうようなもの。解放後の領域が再利用される前に攻撃者のデータで上書きされると、攻撃コードの実行につながることがあるんだ。だから、`free`した後に`m_note = NULL;`のようにポインタを無効化して、もう使えない状態にする対策が有効かを考えよう。

この問題で問われていること

UAFが成立する条件を理解し、解放後ポインタをNULLにするようなコードレベルの対策と結び付けて判断できるかがポイントだよ。

Use-After-Free Mitigation

use-after-free vulnerabilities arise when freed heap memory is reused through stale pointers、 so clearing references after free is a key mitigation

freed heap reused\nstale pointer remains\nattacker-controlled data may occupy region\nclear pointer after free

確認ポイント

  • 解放後ポインタが残る点を見る。
  • ヒープ領域で起きると押さえる。
  • NULL 代入の意味を説明する。
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解説

公式過去問です。問題冊子と解答例を参照して確認してください。

公式問題冊子

問題冊子: https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000fabr-att/2018h30h_sc_pm1_qs.pdf

公式解答例

解答例: https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000fabr-att/2018h30h_sc_pm1_ans.pdf

採点講評

採点講評: https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000fabr-att/2018h30h_sc_pm1_cmnt.pdf

学習のポイント

公式問題冊子、解答例、採点講評を併読して要点を整理してください。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午後Ⅰ 問1(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例 / 採点講評)

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